刺身を選ぶ夜。日本酒を少し。〆にせいろ。

―― 多賀城で、ほんの少し贅沢な居酒屋時間

図書館の余韻を、そっと夜に引き継ぐ
図書館で静かな時間を過ごした帰り道、なんとなく“余韻”をもう少し味わいたくなることがあります。
多賀城市立図書館の中にある「瀧さわ家 多賀城店」は、そんな気分にちょうどいい場所です。
選べる刺身という、ちいさな贅沢
夜は居酒屋スタイルに切り替わり、うどん屋という先入観をいい意味で裏切ってくれます。
特に人気なのが、刺身盛り合わせを“選べる”というスタイル。
その日のおすすめ魚がボードに並び、たとえば「真鯛とイワシで2点」「今日はアジ1点だけで」など、少しずつ自由に選べます。




静かに向き合いたい日本酒がある
他の居酒屋にはあまりない形式ですが、ここでは不思議とそれが自然。
静かな空間で、静かに食べる。図書館の時間の延長のような夜の使い方が、ここにはあります。
日本酒は、一杯だけでも。 むしろ一杯にじっくり向き合うような飲み方が、よく似合う店です。 その日選んだ刺身に合わせて、すっと寄り添うような銘柄を教えてもらうのも楽しい。
そして、最後に頼まれることが多いのが、”〆せいろ”うどん。 このせいろは“半人前”。これがちょうどいい。 出汁の香りで整いながら、満たされていくような〆の時間。
刺身も、お酒も、せいろも。 全部が“ちょっとずつ”。
食べすぎず、飲みすぎず、自分の間合いで楽しむ夜がここにはあります。
今夜は、そんなふうに過ごしたい気分じゃありませんか?
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